やはりナスカの地上絵は凄かった(3日目)

 子供の頃にプレイしたゼビウス。あの時からナスカの地上絵は一度は見てみたいと思っていました。でも日本の裏側へ行く旅行など自分には縁遠いだろうなと諦めていましたが、今回の旅で遂に実現。
 移動は初日のフライトが変更になってしまったため予定していたロイアルクラスのバスではなく、急遽西河ツアーズさんに手配してもらったナスカ行きの専用車。
 朝4時にドライバー(ジミーさん)と一緒にリマの空港高級ホテル「Ramada Costa Del Sol Lima」からナスカ空港に移動。移動はおおよそ6時間(500km)。かなりの長距離移動でしたが、ジミーさんの運転テクニックと西河ツアーズさんの専用車だったのであまり窮屈もせずナスカ空港へ到着。
 チェックインを済ませ、お土産屋をふらつくこと30分。遂にフライトの時間となりました。機長、副操縦士、私と相方の4人乗りセスナで世界遺産 ナスカの地上絵を拝みました。日本で聖徳太子が出るぐらいの時期には大きいもので280mぐらいある地上絵が何個も描かれていたというのだから当時の技術に感心しました。また、セスナには35分程度乗っていたのですが、最後のハチドリを見始めたころからちょっと乗り物物酔いの感じになりました。でも、後車してからちょっとすると落ち着いてきて、大事にならずによかったです。
 世界遺産ナスカの地上絵を観光したあとは、再び専用車に乗ってミラドール(観察やぐら)、イカ(昼食)、ワカチナ(Huacachina:オアシス)に立ち寄りリマへ。リマでは、「HOTEL SAN AGUSTIN EXCLUSIVE」に宿泊。こちらも小奇麗でお湯も出ていい感じでした。


ホテル出発準備
 昨日の夜までたくさんいた車が嘘のようにいなくなっていました。(写真左)。
 ホテルのバーです。こちらも当然のごとく閑散としていました。(写真中)。
 朝食会場です。朝4時前でしたが、ちゃんと営業していました。(写真右)。

Ramada Costa Del Sol Limaの朝食、そして出発
 Ramada Costa Del Sol Limaの朝食会場。受付で部屋番号を聞かれたら自由に席につく感じのようでした。そして写真のような朝食をとります(写真左)。
 私達は時間がなかったので、BOXをもらって自分達で詰めました。パンはまずまず食べられる味でした。時間が遅くなればフルーツなども出るのかもしれません。(写真中)。
 最初のトイレ休憩。さすがペルー、トイレットペーパは有りませんでした(写真右)。

リマからナスカへ移動(その1)
 高速道路?の料金所のようなものが何箇所かありました(写真左)。
 まだ朝だというのに人がたくさん集まっていました。何をしているのでしょうか?(写真中)。
 この原色の使い方がまさに南米という感じです(写真右)。

リマからナスカへ移動(その2)
 2回目のトイレ休憩。写真左はガソリンスタンド横のレストランです。水を買いたかったので、意を決してドアをあけてみたのですが開かず。ジミーさんにその旨を伝えたところ、ノープロブレムということで隣のガソリンスタンドに連れて行ってもらいました。
 南米です(写真中)。
 金網が南米を感じさせます(写真右)。

スズキ アルトが一杯
 日本の軽自動車が車がたくさん走っています。しかも550cc時代のアルト。(写真左)。
 日本車もこういうところで第二の人生を送っているんだなとしみじみと思いました。ちなみにタクシーとして使われているようです。軽のタクシーって一体!?(写真中)。
 こちらはオート自動車。原付にカバーをかぶせているとのこと(写真右)。

イカを過ぎると...
 ナスカへのフライトもあるイカ市を過ぎると、砂漠が多くなってきました。(写真左)。
 日本では見慣れない風景が続きます。(写真中、右)。

ナスカ到着
 ナスカへ入る際にまた料金所がありました。ここもトイレ休憩です。(写真左)。
 ナスカの街に到着。(写真中)。
 車用の信号機にもあと何秒で青になるという表示がありました。ハイテクですね!!(写真右)

ナスカの街並み
 ナスカの街並みです。(写真左,中)。
 KEIKO? おそらく2011年の大統領選をにらんだものでしょうか?たくさんの家の壁で同じものを見つけました。(写真右)。

ナスカ空港に到着
 ナスカ空港に到着です。(写真左)。
 お土産屋をくぐって(写真左)、空港ビルの入り口に到着です。(写真右)。

ナスカ空港でチェックイン
 チェックインといってもバウチャーとパスポートをだして所定のフォームに記入するだけ。至って簡単でした(写真左)。
 ここでナスカ空港税 s/.20@一人を支払います。(写真中)。
 時間が来たので簡単な身体検査・持ち物検査をうけて出発。(写真右)。

搭乗
 今回乗車したのはこのセスナ。機長と副操縦士を抜かして数える、いわゆる乗客の定員は2名。私と相方だけでした。(写真左)。
 写真撮影などはなくそのまま乗り込みました。(写真中)。
  機内はこんな感じ。かなり狭いので、大きくても手荷物はリュックぐらいがいいと思われます。(写真右)。

離陸
 乗り込んだら早速機長はエンジンをかけました。我々はとりあえずシートベルトをしました。(写真左)。
 シートベルトをしていると、なにやら今日の飛行ルートのパンフレットをもらいました。ハチドリやコンドルは後のほうの模様です。
 離陸しました。そんなにGはなくジェット機より楽でした(写真中、右)。

地上絵遊覧飛行(1)
 最初はクジラ(63m)です(写真左)。
 自分の飛行機(セスナ)の影が撮れました(写真中)。
 続いて不等四辺形。なんだかよくわかりません(写真右)。

地上絵遊覧飛行(2)
 続いて宇宙飛行士(35m)。山なので写真が撮りやすかったです。(写真左)。
 次は犬(51m)。写真の左側にあります。目を凝らして見てください(写真中)。
 そして大物さる(110m)。こちらもちょっと薄いでしょうか?(写真右)。

地上絵遊覧飛行(3)
 遂にゼビウスの地上絵 コンドル(136m)が登場です。感激しました。(写真左)。
 続いてこちらのほうが一般的にはメジャーなハチドリ(96m)(写真中、右)。
 続いてクモ(46m)、バリワナ(280m)、木(97m)、手(45m)と続いたのですが、ハチドリあたりから気持ち悪くなり後半の15分は気力でカメラはまわすもまったくうまく撮れていませんでした。
着陸
 ということで着陸を迎えました。着陸もあまり振動なく無事着陸。その後、みんなで写真撮影、機長のサインなどをもらって、チップを副操縦士に渡して解散です(写真左、中、右)。
 書き忘れていましたが、上空といってもそんなに上がらないので機内は半袖で十分でした。

ミラドール(観察やぐら)
 地球の歩き方にもセスナからの地上絵だけでナスカ訪問を終えるのは惜しいと書いてあったので、ミラドールを訪問しました。入場料はs/.1.0からs/.2.0に値上がりしていました(写真左)。
 私は高所恐怖症なのですが、頑張って登りました。木(97m)、手(45m)を撮影です。写真は手。(写真中)
 高いのでパンアメリカン・ハイウェイもよく撮れました。(写真右)

昼食(RESTAURANTE LA ESTACION)
 ミラドールからの地上絵を見た後は一路リマへ引き返します。昼食はイカにあるレストラン LA ESTACION(外観 写真左、店内 写真 中)。
 注文は飲み物がPisco sour(ピスコサワー),チャチャモラーダ(紫色のトウモロコシをレモンと煮込んだ物)、前菜としてCebiche(セビチェ),メインにCabrito con Tacutaku(カブリート(ヤギ肉)・コン・タクタク(豆を混ぜ込んだご飯をフライパンで焼いた物) 、Aji de Gallina(アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉のほぐし身))を注文。まずはチャチャモラーダが登場。ちょっと甘ったるいジュースでした。続いてピスコサワーか?とおもったのですが、シェイクするのに時間がかかるのかまずはセビチェが登場。こちらは白身魚のセビチェでなかなかおいしかったです(写真右)。

昼食(RESTAURANTE LA ESTACION 続き)
 ついに真打Pisco sour(ピスコサワー)が登場。ちょっと温かったのでおいしさが半減でしたが、これもなかなかいけました(写真左)。
 そしてメイン Cabrito con Tacutaku(カブリート(ヤギ肉)・コン・タクタク(豆を混ぜ込んだご飯をフライパンで焼いた物)が登場。ヤギの肉は大しておいしくないですが、コン・タクタクがかりっと香ばしくて美味。ご飯ですがピスコサワーともピッタリ(写真中)。
 Aji de Gallina(アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉のほぐし身)は見た目のとおりシチューという感じ。ピスコサワーとはちょっとあわなかったですが、シチューとして出されたらおいしいのではと思います。(写真右)。

Huacachina(ワカチチ)オアシス
 昼食を食べた後は、市内から5km先の砂漠の中に懇々と泉がわいているHuacachina(ワカチチ)へ。砂漠の中のまさにオアシスで、近隣からも人が集まっていました(写真左)。
 何かの像です(写真中)。
 こんな砂漠に忽然と水が沸くのだからすごいです。(写真右)。

帰路
 オアシスを後にした我々は一路300km離れたリマへ戻ります。(写真左)。
 太平洋を左手に進みます(写真中)。
 だんだん日も暮れてきました(写真右)。

リマ到着
 リマに到着した時にはとっぷり日も暮れていました。といっても7時30分ぐらいだったような気がします。(写真左)。
 ホテルは、HOTEL SAN AGUSTIN EXCLUSIVE。写真は翌朝に撮ったものです(写真中)。
 HOTEL SAN AGUSTIN EXCLUSIVEロビー。こちらも翌朝撮影です(写真右)。

「HOTEL SAN AGUSTIN EXCLUSIVE」室内
 HOTEL SAN AGUSTIN EXCLUSIVE室内です。なかなかこぎれいにまとめられています。冷蔵庫もドライヤーもついており、若干シャワーの出がよくないのとトイレの水の溜まりが遅い以外は不自由ありませんでした(写真左)。
 廊下はこんな感じでした。(写真中)。
 1分ぐらいあるくと、レストランやコンビニもあるので食べるのには苦労しませんが、ホテル2Fにレストランも併設されています。ちなみに朝は朝食会場になります(写真右)。

夕食
 外で食べるほどおなかも空いていなかったし、ちょっと歩き回るのも怖かったので、夕食はルームサービスを頼みました。注文は、Pisco sour s/.15.00、Papa huancaina(Potatoes whith a peruvian yelow chilli sauce) パパ・ア・ラ・ワンカイーナ s/.20.00、Cocktail de frutas de estacion(Season's fruit cocktail) s/.10.00です(写真左、中)。こちらのピスコもなかなかで、ピスコはどこもいけるなと思いました。
 リマ産のビール クリスタル。さっぱりしていてなかなかおいしかったです。(写真右)。




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